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2009年10月 3日 (土)

<非嫡出子>相続規定、最高裁が合憲決定

婚姻していない男女の間に生まれた「非嫡出子」の遺産相続分を嫡出子の半分と定めた民法の規定の合憲性が争われた審判で、最高裁第2小法廷(古田佑紀裁判長)は9月30日付の決定で「法の下の平等を定めた憲法14条に違反しない」と判断し、非嫡出子側の特別抗告を棄却した。
http://mainichi.jp/select/today/news/20091003k0000e040063000c.html

決定は4裁判官中3人の多数意見で判例を踏襲したとはいえ、合憲とした竹内行夫裁判官までもが「相続時は合憲だが、社会情勢は変化し、現時点では違憲の疑いが極めて強い」と補足意見を述べたり、国会に法改正を強く求めるなどの指摘をしています。

賛否両論はあるでしょうが、竹内裁判官の補足意見から推測して、将来的には違憲判決が出ることを示唆したといっても過言ではないだろうし、この法改正につき国会審議で取り挙げない訳には行かない段階に来ているといえます。

ちなみに、民法改正についての動向ですが、

今月1日の閣議後の記者会見で千葉景子法相は、この「非嫡出子の相続差別撤廃」や「女性の再婚禁止期間短縮」などを内容とする民法改正を目指す考えや、「選択的夫婦別姓」の導入のための同法改正案を来年の通常国会に提出する意向を表明しています。
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_date3&k=2009100100965

また、9月17日に法制審議会会議が行われ、民法の成年年齢の引下げについては審議されています。
http://www.moj.go.jp/SHINGI2/090917-1.html

ところが、8月23日のブログで紹介した債権法改正については、9月17日の法制審議会会議では採り挙げられていません。
http://m-fujitani.cocolog-nifty.com/blog/2009/08/post-ba50.html

民法改正関係の動向にも注目して行きたいです。

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