話がうまいか下手かは"ひらがな力"の違いだった
話すことに関して、参考になるコラムを見つけたので、紹介します。
相談業務を振り返ってみても、気づいたら専門用語を使って、相談者を困らせてしまっていることもあります。
特に、法律の専門用語となると、確かに「漢字」で話してしまっています。
今後は、話をする(特に相談業務)のに 「自分の話が『相手にどう聞こえているか』を徹底的に考え抜くこと。『音』で聞いている相手の頭の中がどういう状態なのか、常に想像すること」に意識して話すことに、心掛けて行きたいと思います。
【話がうまいか下手かは"ひらがな力"の違いだった】
http://www.webdoku.jp/tsushin/2012/05/12/120047.html
「何を言っているのかわからないと、聞き返された」
「おもしろい話をしたのに、笑ってもらえなかった」
「悪気はないのに、相手を傷つけてしまった」
誰でも一度はこんな経験をしたことがあるのではないでしょうか。『「ひらがな」で話す技術』の著者・西任暁子(にしとあきこ)さんは、ラジオのDJを15年間務め、現在はスピーチコンサルタントとして活躍中。経営者やセミナー講師、弁護士など主に人前で話す職業の人に話し方を指導している話し方のプロです。
西任さんによれば「人は"ひらがな"で話を聞いている」といいます。一体どういうことなのでしょうか。
たとえばあなたが「公園に行くのが好きなんだ」と言ったとします。すると相手に聞こえているのは「こうえんにいくのがすきなんだ」という「音」。だから「こうえん」が「公園」なのか「講演」なのか、一瞬相手はどちらの意味で認識すればいいのか迷います。実は多くの人がこのことに気づかないまま、相手に伝わりにくい話し方をしてしまっているのだそうです。
また、「視覚」、「悲報」、「分解」という"四角い言葉"も"丸い言葉"に言い換えればわかりやすくなります。つまり、「目で見る」、「悲しい知らせ」、「分ける」というと、相手が耳で聞いたときにわかりやすくなる。つまり「子どもでも分かるように話す」ことが大事なのです。
「大切なのは自分の話が『相手にどう聞こえているか』を徹底的に考え抜くこと。『音』で聞いている相手の頭の中がどういう状態なのか、常に想像することなのです」(西任さん)
普段、自分が話している言葉を聞き直してみると、思いのほか「漢字」で話しているようです。「漢字」を「ひらがな」にかえる"ひらがな力"を身につければ、今よりずっとコミュニケーションがうまくとれるようになり、仕事や恋愛などの人間関係が円滑になるかもしれません。
(2012.5.12 12:00 WEB本の雑誌)
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コメント
士業の方は、特に、「正確でなければいけない」というお仕事がら、漢字が増えてしまいますよね。
だからこそ、ひらがなの多いお話しは、お客様にきっと喜ばれると思います(^-^)
投稿: 西任暁子 | 2012年6月 4日 (月) 08時05分
作者の方にコメントいただけて、非常にうれしく思います。
どうも、ありがとうございました。
投稿: 藤谷雅人 | 2012年6月 9日 (土) 22時44分