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2013年11月

2013年11月30日 (土)

相続分の譲渡

【相続分の譲渡の意義】

相続分の譲渡とは、相続人が遺産分割前に自分の遺産全体に対する各共同相続人の包括的持分(法定相続の割合)を、他の共同相続人その他の第三者に譲渡することをいいます。

なお、遺産中の個々の財産または権利についての持分譲渡を意味するものではありません。

譲渡は有償でも無償でも構いません。

既に取り分が決まっているが特定の相続人とのトラブルを避けるためや、遺産分割が成立するまでに時間がかかるから早急に相続分を換価したい場合などに、「相続分の譲渡」がされることがあります。

【相続分の譲渡の効果】

相続分の譲受人は、遺産分割を請求する権利を有します。譲受人を除外した遺産分割協議は無効です(通説)。

これに対し、相続分の譲渡人は、遺産分割協議に参加することはできません。

それから、相続分の譲受人は、マイナス財産についても承継することになります。

但し、譲渡人は、相続債権者との関係では、相続債務の負担義務を免れることはできない点にご注意下さい。

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