日記・コラム・つぶやき

2018年12月12日 (水)

2018年 今年の漢字は「災」に決まる “平成最後”過去23年間分も紹介&解説

今年の漢字が「災」に決まりました。

平成最後の年に「災」とはとの思いもありますが、今年の災害の状況を見れば納得せざるを得ません。

過去23年間の漢字も振り返っていますが、災害が世相に影響していると改めて感じます。

来年は新しい元号を迎えますので、「災」とは無縁でいられたらと願うばかりです。

2018年 今年の漢字は「災」に決まる “平成最後”過去23年間分も紹介&解説
https://www.oricon.co.jp/news/2125286/full/

 その年の世相を漢字一文字で表す師走恒例の「今年の漢字」が12日発表され、平成最後となる今年は「災」(サイ/わざわい)に決まった。この日午後2時過ぎ、京都・清水寺で森清範貫主が縦150センチ、横130センチの越前和紙に広島県産の熊野筆で力強く揮毫(きごう)した。

 はがきやウェブサイトを通じた公募で決まる「今年の漢字」は、12月12日の「漢字の日」に一年を振り返り、漢字一字に込められた奥深い意義を再認識する機会を持つことを目的に始まり今年で24回目となる。

 今年は19万3214票の応募があり「災」が2万858票。北海道胆振東部地震、大阪府北部地震、島根県西部地震、西日本豪雨、台風21号、24号の直撃、記録的猛暑など、自然「災」害の脅威を痛感した一年で、「災」害の経験から全国的に防「災」意識が高まり、多くの人が自助共助の大切さを再認識した年。

 そのほか、仮想通貨流出、スポーツ界でのパワハラ問題、財務省決裁文書改ざん、大学不正入試問題などの事件が発覚し、多くの人がこれらの出来事を人「災」や「災」いと捉えた。

 2位は「平」、3位は「終」、4位は「風」、5位は「変」、6位は「暑」、7位は「大」、8位は「最」、9位は「新」、10位は「金」。

 昨年は、度重なる弾道ミサイルの発射や核実験の強行など「北」朝鮮の動向に脅威と不安を感じた年であり、トランプ米大統領来日時の「北」朝鮮による拉致被害者家族との面談で、日本国民が「北」朝鮮拉致問題を再認識した年となった。

■過去23年間の漢字は以下の通り

▽2017年「北」
「北」朝鮮ミサイルの「北」海道沖落下や九州「北」部豪雨などの災害から、平和と安全の尊さを実感した年。

▽2016年「金」
リオ五輪に沸き、東京五輪に希望を託した「金」(キン)と、政治と「金」(カネ)問題に揺れた年。スポーツ界に新たな金字塔、マイナス金利初導入、シンガーソングライターの金色衣装などにも注目が集まった。

▽2015年「安」
「安」全保障関連法案の審議で、与野党が対立。採決に国民の関心が高まった年。世界で頻発するテロ事件や異常気象など、人々を不「安」にさせた年。建築偽装問題やメーカーの不正が発覚し、暮らしの「安」全が揺らいだ。“「安」心して下さい”のフレーズが流行するなど、人々が「安」心を求めた年。

▽2014年「税」
消費「税」率が17年ぶりに引き上げられ「税」について考えさせられた年。「税」に関わる話題が政財界で多く取り沙汰された1年。

▽2013年「輪」
日本中が「輪」になって歓喜にわいた年。人とのつながりの「輪」を感じた1年。未来に向けた更なる「輪」を実感、注目。

▽2012年「金」
「金」に関する天文現象の当たり年。数多くの「金」字塔が打ち立てられた1年。「金(かね)」をめぐる問題が表面化。

▽2011年「絆」
東日本大震災をはじめとした大規模災害により身近でかけがえのない人との絆をあらためて知る。なでしこジャパンのチームの絆にも感動。

▽2010年「暑」
夏の全国の平均気温が観測史上最高を記録して、熱中症にかかる人が続出。また、チリ鉱山事故で暑い地中から作業員全員が無事に生還。

▽2009年「新」
さまざまな「新しいこと」に期待し、恐怖を感じ、希望を抱いた一年。世の中が新たな一歩を踏み出した今、新しい時代に期待したい。

▽2008年「変」
日米の政界に起こった変化や世界的な金融情勢の変動、食の安全性に対する意識の変化、物価の上昇による生活の変化、世界的規模の気候異変など様々な変化を感じた年。

▽2007年「偽」
身近な食品から政界、スポーツ選手にまで、次々と「偽」が発覚して、何を信じたら良いのか、わからなくなった一年。

▽2006年「命」
悠仁様のご誕生に日本中が祝福ムードに包まれた一方、いじめによる子どもの自殺、虐待、飲酒運転事故など、痛ましい事件が多発。ひとつしかない命の重み、大切さを痛感した年。

▽2005年「愛」
紀宮様のご成婚、「愛・地球博」の開催、各界で「アイちゃん」の愛称の女性が大活躍。残忍な少年犯罪など愛の足りない事件が多発したこと。「愛」の必要性と「愛」欠乏を実感した年。

▽2004年「災」
台風、地震、豪雨、猛暑などの相次ぐ天災。イラクでの人質殺害や子供の殺人事件、美浜原発の蒸気噴出事故、目を覆うような人災が多発。「災い転じて福となす」との思いも込めて。

▽2003年「虎」
阪神タイガースの18年ぶりのリーグ優勝、衆議院選挙へのマニフェスト初導入で政治家たちが声高に吠(ほ)えたこと、「虎の尾をふむ」ようなイラク派遣問題など。

▽2002年「帰」
北朝鮮に拉致(らち)された方の帰国、日本経済がバブル以前の低い水準に戻ったこと、昔の歌や童謡のリバイバル大ヒットなど「原点回帰」の年。

▽2001年「戦」
米国同時多発テロ事件で世界情勢が一変して、対テロ戦争、炭そ菌との戦い、世界的な不況との戦いなど。

▽2000年「金」
シドニーオリンピックでの金メダル。南北朝鮮統一に向けた"金・金"首脳会談の実現。
新500円硬貨、二千円札の登場など。

▽1999年「末」
世紀末、1000年代の末。東海村の臨界事故や警察の不祥事など信じられない事件が続出して、「世も末」と実感。来年には「末広がり」を期待。

▽1998年「毒」
和歌山のカレー毒物混入事件や、ダイオキシンや環境ホルモンなどが社会問題に。

▽1997年「倒」
山一證券など大型倒産の続出や、サッカー日本代表が並みいる強豪を倒してワールドカップ初出場決定。

▽1996年「食」
O-157食中毒事件や狂牛病の発生、税金と福祉を「食いもの」にした汚職事件の多発。

▽1995年「震」
阪神・淡路大震災や、オウム真理教事件、金融機関などの崩壊に“震えた”年。

(2018.12.12 14:06 ORICON NEWS)

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2018年12月 4日 (火)

ジャスミンの香りに鎮静効果=ドイツ研究

以前にお客様から「心を落ち着かすためにはジャスミン茶がいいですよ」と勧められたことがありました。

確かに、ジャスミン茶を飲んだときに、心が落ち着きます。

【ジャスミンの香りに鎮静効果=ドイツ研究】
https://www.epochtimes.jp/2018/12/38393.html

ジャスミンの甘い香りは精神を安定させる効果があり、副作用もないとドイツの研究者らが発表した。ジャスミンは古くからアロマテラピーに利用されており、その効果が科学的に証明された点で画期的だ。英紙「デーリー・テレグラフ」(電子版)が伝えた。

独ルール大学のハンズ・ハット(Hanns Hatt)教授の報告によると、ジャスミンの香りが漂うおりの中のマウスは劇的に落ち着き、活動を止めて隅に静かに座ることが分かったという。脳スキャンの観察によると、吸引された「香りの分子」はマウスの肺から血液へ流れ、大脳に伝えられる。すると、それが神経細胞を刺激してガンマ‐アミノ酪酸(GABA)を分泌させ、不安な気持ちをやわらげたり、睡眠を促したりする効果があったという。

同教授が率いる研究グループは、ヒトとマウスの脳内GABA受容体に対する100種類以上の香気テストを行った。その結果、ジャスミンの香りは平均より5倍以上のGABAを分泌させる効果があり、その効果は鎮静剤、安眠薬、弛緩剤などと同様の強さだったという。これらの薬の副作用には、憂うつ、めまい、低血圧、筋肉の無力感などがある。ハット教授は、「私たちは呼吸を通して生理的に作用する新しいGABA受容体調節器を探し当てた」と話した。

また、ジャスミンの香りは、精神安定、不安感、過度の興奮、攻撃的な行動の緩和などに効果があり、催眠療法などにも用いる事ができるという。研究グループは、香りの分子構造を変えることによりさらに効果が高められる事を期待している。

ジャスミンの名の由来は、古代ペルシア語のヤスミン「神からの贈り物(gift from God)」からきている。アロマテラピーが行われていた古代ギリシャやエジプトでは、ジャスミンはさまざまな癒やしの効果があると信じられていた。

アロマテラピーの愛好家たちは、アロマが呼吸、血圧、心拍数、免疫機能などの生理的な体の機能に影響を与え、ジャスミン・オイルには、ストレス、不安感、気分の落ち込み、倦怠(けんたい)感、月経痛、更年期障害などに効果があると信じている。

ジャスミンは世界中で300種以上あり、多くは熱帯や亜熱帯地方で生長する。その香りの83%が女性用で、33%は男性用に使用されている。純粋なジャスミンのアロマオイルは500万個のジャスミンからわずか1キログラムしか精製できないため、ジャスミンの香水のほとんどは香りを似せた化学原料で製造されている。

同研究の報告は、米科学誌『ジャーナル・オブ・バイオロジカル・ケミストリー』(Journal of Biological Chemistry)に掲載されている。(翻訳編集・市村)

(2018.12.3 23:01 大紀元 THE EPOCH TIMES)

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2018年11月11日 (日)

介護の日

今日は、11月11日です。

算用数字で表すと1111となり、漢数字で表すと十一十一となることから、たいへん多くの団体や企業がこの日を記念日にしており、日本記念日協会による認定の記念日では10月10日に次いで多い日となってるようです。

そこで、私の仕事と関係している記念日があるかを探してみたら、直接的ではないですが「介護の日」というのがあることを見つけました。

厚生労働省において、“介護について理解と認識を深め、介護従事者、介護サービス利用者及び介護家族を支援するとともに、利用者、家族、介護従事者、それらを取り巻く地域社会における支え合いや交流を促進する観点から、高齢者や障害者等に対する介護に関し、国民への啓発を重点的に実施するための日”として、「いい日、いい日」のゴロとして11月11日を介護の日としました。

これは、平成20年7月27日の「福祉人材フォーラム」において、厚生労働大臣から発表されました。

厚生労働省の報道発表資料から
https://www.mhlw.go.jp/houdou/2008/07/h0728-2.html

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2018年9月 7日 (金)

被災された方々にお見舞い申し上げます

この夏は、大阪府北部地震に始まり、西日本豪雨、そして猛暑と続々と異常事態に陥りました。

そして、今週、台風21号の大阪直撃、北海道胆振東部地震と再び衝撃を受けました。

何故か、大阪で災害が起こると、その後により大規模の災害が起こるという事態に陥っています。

ひとまず、被災された方々にお見舞い申し上げます。

そして、改めて、「普通でいられること、何事もなく生活できること」がいかに幸せであるかということを痛感する次第です。

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2017年12月19日 (火)

楽天カードを装った不審なメールにご注意を!

最近、やたらに楽天カードを装った不審なメールが届きます。

楽天カードのHPにも、「フィッシングの被害からお客様を守るために」というタイトルで、注意喚起しています。
https://www.rakuten-card.co.jp/guide/securityinfo/

私の所に届く不審メールも、宛先に自分以外の複数の受信者(メールアドレス)が入っていたり、メールの一例に出ている画面がありました。

とにかく、不審なメールは、開かないことが一番です。

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2017年3月31日 (金)

【再び注意】「[大切]マイクロソフトのプロダクトキーが不正コピーされた警告です!」というメールにご注意を!

今日、「[大切]マイクロソフトのプロダクトキーが不正コピーされた警告です!」というメールが来ました。

先月26日の本ブログでも「「警告!!マイクロソフトのプロダクトキーが不正コピーされている恐れがあります。」というメールにご注意を!」と紹介しましたが、件名・差出人を変えて、マイクロソフトを語るフィッシングメールが再び出回っているようです。

今日の件については、一般社団法人セキュリティ対策推進協議会の緊急情報をリンクしておきます。
https://www.spread.or.jp/phishing/2017/03/31/3351/

ご注意ください。

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2017年2月26日 (日)

「警告!!マイクロソフトのプロダクトキーが不正コピーされている恐れがあります。」というメールにご注意を!

先日、「警告!!マイクロソフトのプロダクトキーが不正コピーされている恐れがあります。」というメールが来ました。

怪しいと思ったので「警告!!マイクロソフトのプロダクトキーが不正コピーされている恐れがあります。」で検索をしたところ、下記のリンクのようなサイトが多数ヒットしたので、即刻、削除しました。
https://answers.microsoft.com/ja-jp/msoffice/forum/msoffice_o365edu-mso_forms/%E8%AD%A6%E5%91%8A%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%AF/5af791ff-7e77-4b7d-8ff8-7f3ab0b5df5e

ご注意ください。

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2016年8月30日 (火)

運輸会社や銀行などを名乗る不審メールにご注意を!

最近、 ヤマト運輸(を名乗るところ)から「宅急便受取指定ご依頼受付完了のお知らせ」というメールがありました。

そもそも、 ヤマト運輸に宅急便受取指定を依頼していないので、ウイルス感染の疑われる不審メールだと思い、サイトを調べたら、案の定、ヤマト運輸から下記リンクのとおり、注意喚起するページがありました。
http://www.kuronekoyamato.co.jp/info/info_160629.html

他にも、私の知る限りで、日本郵政や佐川急便、都市銀行を名乗る不審メールがあるようです。

それで、特に注意しなければならないのが、添付されているzipファイルを開くとコンピューターウイルスに感染する可能性がある点です。

くれぐれもご注意ください。

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2016年7月31日 (日)

今月を振り返って ~選挙~

暑い日が続く今月でしたが、今月は10日に参議院議員選挙、本日は(私は投票権がありませんが)東京都知事選挙と、選挙が注目された月であったといえましょう。

しかも、今回の参議院選挙から選挙権が18歳以上に拡大されたことから、より注目度は増したはずです。

本日の東京都知事選挙もそうですが、選挙は日曜日に行われている印象があります。

果たして、選挙は日曜日に行うと法律上決まっているのでしょうか。

実は、日曜日にしなければならないという法律の規定はありませんし、町村レベルでは平日に選挙が行われている例もあるようです。

但し、例外的に公職選挙法第33条の2第2項に規定する衆議院議員及び参議院議員の再選挙及び補欠選挙の投票日は、次のように決まっております。
・9月16日~翌年3月15日(第1期間)に行う事由が生じた場合
 →当該期間直後の4月第4日曜日に投票
・3月16日~同年9月15日(第2期間)に行う事由が生じた場合
 →当該期間直後の10月第4日曜日に投票

ちょっとしたミニ知識でしたが、選挙は自分の意思を行使する機会ですので、投票権は大切に行使しましょう。

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2016年6月30日 (木)

高齢者が高齢者を騙す「老老詐欺」が増えている! 「お金」「健康」「孤独」の不安につけ入る卑劣な手口

27日の「キャリアニュース」というサイトで、「高齢者が高齢者を騙す「老老詐欺」が増えている! 「お金」「健康」「孤独」の不安につけ入る卑劣な手口」というコラムがあったので、読んでみました。

「老老詐欺」という言葉自体は初めて聞きましたが、高齢者における世の中に対する「お金」「健康」「孤独」などの不安が「老老詐欺」という現象となって出できたのかと思いました。 

このコラムにも記載されているように、「一番大事なのは孤独を解消してあげること。それでお金や健康に対する不安も和らいでいく」とのアドバイスには同感です。

高齢社会が進んでいく中で、孤独を解消していく社会づくりが必要だと思うし、自分もその一員になるよう努めなければと感じております。

【高齢者が高齢者を騙す「老老詐欺」が増えている! 「お金」「健康」「孤独」の不安につけ入る卑劣な手口】

https://news.careerconnection.jp/?p=25307

離れて暮らす老親に、新しい友人ができて楽しそう。そう喜んでいたら、実は預金が数百万円単位で急激に減っていた……。6月23日放送の「ノンストップ!」(フジテレビ)は、老人が老人から金を騙し取る「老老詐欺」が増えていると伝えた。

詐欺事件を数多く扱う中村弘毅弁護士は、背景をこう語る。

「将来に対して非常に大きな不安を抱えているシニアの方が増えており、被害者にもなりやすいですが、加害者にもなってしまう」

■「騙す側が、騙される側の心理を分かっている」

一人暮らしの石田睦子さん(仮名・72歳)は、ある日80万円もする布団の訪問販売に弱り果てていた。若い販売員に「商品が汚れた。弁償しろ」などと難癖をつけられ、恐怖におびえていると、現れた60代の男性は逆に若者を厳しく叱ってくれた。

  「部下が大変失礼しました!」

そう謝罪する男性は、お詫びに布団の無料点検をしてくれるという。腰痛の悩みなど同世代談義で打ち解け、「この布団で劇的に痛みがなくなりましたよ。これも何かのご縁です」と言われ、「80万円の布団セットを30万円で」という話に乗ってしまった。

だがこれは部下役の若者が首謀者の詐欺コンビで、5~6万円の布団を30万円で売りつけていたのだ。同年代という共感性で騙しやすくするため、このように若者がシニアを詐欺仲間に引き込むケースも増えているという。

中村弁護士は老老詐欺の増加の裏に、シニアが抱える「お金」「健康」「孤独」という3大不安があるとみる。生活費はもとより、今後どれだけ医療費がかかるのか。寂しさだけではなく、1人で施設に入る不安もある。

仕事を見つけるのが難しいシニアは、ネットや居酒屋、病院の待合所や図書館などで勧誘され、お金の不安から犯罪に走ってしまう。加害者の老人も同じような不安を抱えているので「騙す側が、騙される側の心理を非常に分かっている」という特徴もあるようだ。

■「相続目当て」の疑いを否定しつつ、継続的に巻き上げる

「孤独」を埋める結婚詐欺のようなケースもある。妻に先立たれ、子供たちとも疎遠で暮らす岡本栄二さん(78歳)は、寂しさからシニア専用の出会い系サイトで、夫と死別したという絹江さんと知り合い、交際をはじめた。ある日「親戚が倒れた。まとまったお金がいるの」と言われ、栄二さんは入院費や生活費など40万円をすぐに用意した。

やがて一緒に暮らすことを約束したが、娘さん(42歳)にとがめられた。絹江さんは「籍は入れない。一緒にいたいだけ」と言うものの、娘さんが調べてみると、実家には請求書の束。預金も大きく減っていた。栄二さんは絹江さんに、たびたびプレゼントや困りごとの援助をしていたのだ。

さらに「絹江」は偽名、住所も嘘。倒れたという親戚も存在しないことが分かった。家族によれば、総額600万円くらいは女性に渡しているとのことだが、本人は「騙されていない」の一点張りだ。認めてしまえば、再び孤独になるのが怖いのだろう。

こうしたケースの特徴は、相手に結婚の意思がないこと。「一緒にいるだけでいいんです」と相続目当ての疑いを否定しつつ、大金でなくとも長期間に渡って少しずつお金を手に入れたいという心理がある、と中村弁護士は分析する。

結局、騙す側も長期的にお金を手に入れたい気持ちがあることは確かだ。人の心のスキマにつけ入るのが詐欺だが、その詐欺師自体にも心にスキマ風が吹き荒れている皮肉を感じ、目の前が暗くなる。

■一番大事なのは「孤独を解消してあげること」

法務省によると、詐欺事件での65歳以上の検挙者数は増加傾向にあるという。今年5月には、62歳から78歳の5人の詐欺グループが逮捕され「高齢者ばかりは初耳」と話題になった。平均年齢68歳の手口は、次のような卑劣なものだ。

ある一人暮らしの70代女性に「個人で株を購入する権利に当選したが、あなたの名義を貸していただきたい」という電話がかかってきた。「名義を貸すだけで300万円渡す」と言われ、女性は了承してしまう。

その後、国税局を装った人物から「査察が入り、捜査の手があなたにも及ぶ」と電話が。名義貸しの解約金を請求するという手口だった。恐怖を感じた女性は、指定された住所に300万円の現金を送ったという。

グループは株式投資を通じて知り合ったメンバーで構成され、電話役、現金受け取り役などの役割分担もされていた。しかしシニア詐欺の特徴は「計画が雑」なこと。なんと現金の受け渡し場所が78歳の受け取り役の自宅で、あえなく全員逮捕となった。

犯行動機を訊くと、全員口をそろえて「生活費を含めてお金が欲しかった」と言ったとか。あるメンバーは「老後の蓄えもなくなって来ただろ?」と誘われ、詐欺に加わった。中村弁護士は、周りができることとして「一番大事なのは孤独を解消してあげること。それでお金や健康に対する不安も和らいでいく」とアドバイスした。(ライター:okei)

(2016.6.27 キャリコネニュース)

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