前向きに検討します…
先月テレビ放送していた「県庁の星」を録画していたのをずっと見るのを忘れていたのに気づき、今日、見ました。
「県庁の星」は、2006年に織田裕二と柴咲コウが主演した映画で、県庁のキャリアとスーパーのパート店員が出会い、思わぬ化学反応が引き起こす「改革」の物語です。
私がこの映画で印象的だった台詞は「前向きに検討します」です。
この台詞の実際の意味は「前向きに検討します」の後に「でも実際は検討しませんからね」というものが続きます。
映画上では、県庁でこのような対応マニュアルが文書としてあり、ラストシーンでも象徴的にこの台詞が使われています。
この台詞を聞いたときに、思わず「実際の行政でもそうなのだろうなぁ」と感じてしまいました。
3日後には衆議院選挙の公示がされ、政権交代がなされるかが注目されています。
今回の選挙結果で、自民党中心の政権になるにしろ、民主党中心の政権になるにしろ、キャリアの「前向きに検討します」の後に「でも実際は検討しませんからね」といった風潮にまでメスを入れてもらいたいものです。
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