本の紹介

2020年12月12日 (土)

ボクはやっと認知症のことがわかった 自らも認知症になった専門医が、日本人に伝えたい遺言

先日、KADOKAWAから刊行されている「ボクはやっと認知症のことがわかった 自らも認知症になった専門医が、日本人に伝えたい遺言」を読みました。

本書の著者である長谷川和夫さんは、「長谷川式スケール」開発者である認知症の第一人者でありますが、2017年、自ら認知症であることを公表しました。

その第一人者である長谷川和夫さんが実際に認知症になって『「確かさ」が揺らぐ』とおっしゃったことが、なるほどと心に残りました。

認知症も今や他人事でないことから、ぜひとも読むことをお勧めいたします。

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2019年12月26日 (木)

マンガでわかる認知症の人の心の中が見える本

 

理学療法士の川畑智さんが介護現場で数多くの認知症の方のケアを通して培ってきた経験をもとに、漫画家の浅田アーサーさんが漫画にした書籍です。

 

本書を読んでいると、認知症の人の心理状態はこうなっているのかと、目から鱗が落ちる思いがしました。

 

特に、認知症の方と同居している家族の方や介護に携わる方は、ぜひとも読むことをお勧めいたします。

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2009年12月27日 (日)

スベらない商談力

先日、キックオフ関西の士業交流会に参加しました。

本日は、交流会で講師を務められた小森康充(小森コンサルティングオフィス代表)さんが書かれた「スベらない商談力」(かんき出版)を紹介します。

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小森さんは、もともとP&Gの社員で、その経験に基づいて商談を成功させるためのノウハウがいろいろと書かれています。

それから、この本では、いろいろな遣り取りの例が書かれており、中には上司と部下に関しての事例があったり、さらには親子の会話などの事例も紹介されています。

従って、タイトルの通り商談で役に立つのはもちろんですが、コミュニケーションスキルについても十分に学べます。

この本でのキーワードは「心の窓を開く」です。

是非一度読んでみて下さい。

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2009年8月22日 (土)

本当に必要な人を引き寄せる 頭のいい人脈の作り方

今日は、「自分ブランドプロデューサー」として活躍されている立石剛さんが書かれた「本当に必要な人を引き寄せる 頭のいい人脈の作り方」(日本実業出版社)を紹介します。

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この本の冒頭でも紹介されていますが、営業マンには「お客様を追いかける営業マン」と「お客様に追いかけられる営業マン」と2つのタイプがいて、営業の世界では前者を「プッシュ型営業」、後者を「プル型営業」と呼んでいます。
立石さんは、人脈作りのヒントは、「プル型営業」にあると指摘しています。

私も、司法書士として独立開業してから「異業種交流会」に参加するようになりましたが、仕事につなげたいという欲だけで参加したときにはろくなことがなく、逆に「プッシュ型営業」タイプの人に変に付きまとわれ、不快な思いをしたこともありました。

そして、この本では「ありのままの自分」を認めてくれる人脈を引き寄せるという視点に立って、「自分ブランド」の築き方や、会いたい人を引き寄せる「勉強会」の始め方など、立石さん自身が出会った2000人の起業家から学んだ「人が集まる人になるための秘訣」がいろいろと書かれています。

この本を読んで、まずは自分らしさに磨きをかけ、その結果として「ありのままの自分」を認めてくれる多くの人々とつながっていければいいなと感じました。

世の中を生きていくうえで、人の繋がりは大切であり、自分の財産にもなります。
私にとって、人脈形成の意味を吟味するのに、貴重な一冊になりました。

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